中国で最も辛いもの好きは湖南省
中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」上で最近、辛い食べ物の好きな省ランキングが話題になっている。トップは湖南省で、以下2位貴州省、3位四川省と重慶、5位湖北省と続いた。激辛料理の代表は湖南料理の1つ「鴨首」だ。武漢晩報が報じた。
同ランキングは主に「辛さ」の度合いによって評価している。最近、とにかく「辛いもの」を求め、辛ければ辛いほどいいという若者が増加しており、若者がよく訪れるレストランでもそのような傾向に注目が集まっているという。トウガラシなら辛くて飛び上がり、鼻水や涙が止まらないほどでなければならないというのだ。
実際には、一般家に用いられるトウガラシの評価には「辛さ」と「辛み」の2種類がある。前者は鼻や口、喉などの感覚を刺激する一方、後者は食べた後の後味を指す。本当の辛いもの好きが追求するのは、後者「辛み」の限界だ。
「辛さ」にも、「激辛」「中辛」「ちょい辛」がある。実際には、自然に育ったトウガラシには、辛さにも限度がある。ある業界関係者によると、飛び上がるほど辛いトウガラシには、水酸化ナトリウムなどの化学物質が加えられている。水酸化ナトリウムは加えれば加えるほど辛くなる。ただ、水酸化ナトリウムは胃を傷つけるので注意しなければならないという。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年5月23日