一人っ子を失くした家庭へのサポート 試行地点が49地級市に拡大
中国計画生育(一人っ子政策)協会はこのほど、一人っ子の子供を失くした家庭を対象に、サポートを実施するプロジェクトの試行地点を昨年の15地級市から49地級市に拡大することを表明した。人民日報が報じた。
同プロジェクトの対象となっているのは、一人っ子政策に従い、子供を一人しか出産しなかったものの、その後子供が亡くなり、母親も出産能力がなくなっており(医学上では女性の出産の上限は49歳)、養子ももらっていない家庭だ。同協会は2012年、15地級市を試行地点に定め、同家庭に対して経済的補助や生活のサポート、カウンセリングなどを実施する一連の対策を講じるよう指導してきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年7月5日