上海でこの夏10人以上が暑さで死亡
上海市疾病予防控制センターは30日、この夏の連日の高温の天候で熱中症患者が増加し、職業上以外の理由による熱中症の死亡者が10数人に上がったと明らかにした。そのうち室内で発生した患者が3割以上を占めている。新華網が伝えた。
上海閔行区中心病院ではここ数日、症状の重い熱中症患者10人を治療した。患者のうち3人が死亡し、2人が重体で、体を冷やしたり、水分と電解質のバランスを維持するなど集中治療室で治療を受けている。
鄭民華院長によると、死亡した患者は中高年で、病院に搬送された時には意識が混濁して熱が高かった。病院で救命措置をとったが死亡したという。
医師は、夏の暑い日には通風や気温の引下げに気を配り、水分を取るようアドバイスしている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年7月31日