きょうの人民日報「微博」--デマ流布の秦容疑者、手口を供述
ある学者はかつて、噂の総量は「事件の重要性」と「情報の曖昧さ」、公衆の「批判能力」の積で表せると述べている。デマが拡散するかどうかは、真実の透明度、そして受け手側の判断水準にかかっているのだ。情報化社会の今、中国は約6億人のネットユーザーを抱える。法治から道徳、理性から感情にいたるまで、あらゆる面でプラスのエネルギーを拡散することで、噂を効果的に粉砕することができる。
【デマ流布の秦容疑者、ネットのソースを基にデマ捏造】 インターネット上で故意にデマを捏造・流布したとして逮捕された、ハンドルネーム「秦火火」こと秦志暉容疑者は、有名人に関するありもしない噂を捏造して誹謗中傷を行っていた。例えば、「国民的歌手・李双江の息子・李天一は、実は父親と血が繋がっていない」とするデマについて、秦容疑者はネットで検索して得た情報を基に捏造したことを認めた。李双江と李天一の写真を見比べ、確かに似ていなかったので、実の子ではないという噂をネット上で拡散したという。