中国高速鉄道、北京-南寧が26時間から10時間に大幅短縮
湖南省衡陽市と広西チワン族自治区の柳州市を結ぶ高速鉄道と、柳州市と同自治区南寧市を結ぶ高速鉄道がこのほど、柳州駅でつながった。これで、北京と南寧市が完全に高速鉄道で結ばれたことになる。新華網が報じた。
衡柳高速鉄道は全長497.9キロで、列車の設計時速は200キロ。250キロで走らせる条件も整えている。一方、広西チワン族自治区で経済が最も発展し、人口が多い南寧・柳州の両市を結ぶ柳南高速鉄道は、同自治区の来濱市や黎塘鎮を通り、全長226.69キロ。列車の設計時速は250キロだ。
南寧鉄道局によると、同2路線が繋がったことで、「八縦八横」と呼ばれる鉄道網の広西チワン族自治区の配置がさらに整った。また、年末までに同自治区で高速鉄道を走らせる条件も整った。今後、南寧市から北に走る高速鉄道は衡陽市まで行った後、北京と広州市(広東省)を結ぶ「京広線」に入ることになり、南寧市と北京が完全に高速鉄道で結ばれる。その運行時間は現在の26時間から大幅に短縮され、約10時間になる。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年11月20日