きょうの人民日報「微博」--中国、過度な情報化に走る小中学校の教育
教育とは、1つの魂が別の魂を呼び起こす過程だ。情報化教育にその「魂」がないのなら、脇役としての役割の位置に留めておかなければならず、教育の主導権は教師が握らなければならない。過度な情報化は教師を操り人形のようにし、教育における創造性を奪ってしまう。また、電子化により、学生の学習に対する関心を高めることはできても、学習の効率は下がってしまうことが、データによって実証されている。大々的に情報化されていく教育が現在、追い求めているものは一体何なのだろう。
【中国、過度な情報化に走る小中学校の教育】タッチパネルがこれまでの黒板に取って代わろうとしている。しかし、電子化教育に、教師と生徒が顔を合わせて学習する時のような活気や触れ合いはなく、従来の教育のように、教師と生徒が互いに学び合ったり、リアルタイムで質疑応答して疑問を解決したりすることもできない。未成年者は、「自分で学ぶ」という能力に欠け、外的要因に惑わされやすい。パソコンの使いすぎなどは、子供の身心の成長に悪影響をもたらす可能性がある。あなたはどう見る?