6割以上のネット利用者が4G携帯の購入を望まず
第4世代移動通信システム(4G)の営業許可証が近く発行されることが確実となり、中国移動も同社版のiPhoneを発表する見通しだ。3Gも完全に普及していない現状の下で、すでに4Gが発表されることは利用者にとってどれぐらいの価値があるのだろうか。4Gの到来で最も重要な問題は利用者が自分の携帯電話を買い換える必要があるということだ。この余分な出費を消費者は認めるだろうか。南方日報3C周刊では「4G営業許可証の発行に際して、あなたは4G携帯電話に買い換えますか」というテーマの調査を行った。南方日報が伝えた。
調査データによると、60%以上の利用者が「4Gはスピードが速いとしても、やはり従来の携帯電話を使い、4Gの発表にともない携帯電話を買い換えることはしない」と回答している。回答者の多くが「携帯電話やインターネットに対する自分の様々なニーズは3Gが満たしており、さらに4Gに買い換えるのは『資源の無駄』だ」と答えている。また3G携帯が多種多様であるのに対して、現段階の4G携帯の選択肢は少ないと考えている人も多く、携帯電話を買い換える動機にはならないと答えている。しかし同時に40%近くの利用者が「4G機能を試してみたい」、「買い換える可能性がある」と答えている。4Gネットワークは若い消費者にとってやはりある程度の魅力を備えているものの、現段階での利用者はまだ限られていると言えるだろう。このため企業側は4G事業の拡大のために、さらに優待的なサービスなどで消費者をひきつける必要がある。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年12月5日