短い結婚歴で子供なしの離婚者急増 女性は婚活難
31歳になる女性教師の陸さんの家族は最近、心配でならない。一年余り前に離婚した陸さんは、なかなか気に入った相手が見つからず、焦りの気持ちに悩まされている。最近は留学して環境を変えたいなどとも言い出したが、家族は断固として反対している。湖北省のニュースサイト「荊楚網」が伝えた。
記者の調査によると、短い結婚生活の後で離婚し、子供もいない陸さんのような人は増えつつあり、こうした人の年齢は低まり、高学歴者の割合も拡大する傾向にある。
▽お見合いは失敗続き 海外留学は「逃げ」の一手?
武漢市黄陂区に住む章さん(女性)は、娘の結婚のことで大いに悩んでいる。娘の陸さんは今年31歳の大学教師で、昨年、一年の短い結婚生活にピリオドを打って離婚した。子供はまだいない。離婚後、家族はさまざまなつながりを利用してお見合い相手を探したが、陸さんの厳しい条件に合う人はなかなか見つからない。学歴や収入、仕事のステイタスは自分よりも高く、年齢は10歳以上の年上はNG、離婚経験者は認めるが、子供が付いてくるのは嫌だ、という。
章さんによると、娘は何度かお見合いをしたもののどれも成功しなかった。学歴や収入が気に入らなかったり、男性の家族に反対されたり、離婚経験者の男性を子供がいるからと断ってしまったりした。「短い結婚経験のある女性は、年齢が高い独身女性よりも相手探しが難しい」と章さんはため息をつく。
数日前、陸さんは、海外で2年ほど留学して環境を換えたい、もしかしたら出会いがあるかもしれない、と言い出した。あわてた章さんは地団駄を踏んで反対した。「もう若くないんだから、今は結婚して子供を産むことが先決でしょ。外国に逃げてどのくらい隠れているつもりなの」。母娘二人は喧嘩になってしまった。