▼罪状3:微博では、長時間電話を使っていると肌にシミが出やすいとしている。また長電話すると耳や頬を熱く感じるが、これは携帯電話の電磁波によるもので、皮膚にメラニン色素を形成し、長期にわたるとシミになると説明している。
中大病院皮膚科の董正邦主治医は「こうした言い方は正確ではない。一般に紫外線の照射によりメラニン色素が沈着し、そこからシミが生まれるからだ。携帯電話の電磁波は一般に紫外線ではないため、長電話でシミができるという言い方は、検証が必要だ」と語る。
しかし、董正邦主治医は、携帯電話を使うことで接触性皮膚炎になる可能性のある人もいると語る。金属やゴムなどに対するアレルギーのある人がいるためで、多くの携帯電話の表面はこうした材料で作られているためだ。このため、携帯電話がアレルギーを引き起こす可能性はある。
真相:シミとアレルギー源の可能性がある。
▼罪状4:ニキビや吹き出物を作る。理由は画面や手の消毒を忘れるためで、電話を使う時に最近や汚れが顔につき、特に額やアゴ、頬などにニキビなどの皮膚の問題を生じる可能性がある。
董正邦主治医によると、携帯電話に長く接触しているとニキビができるというのは、原因の一つに過ぎないという。ニキビや吹き出物の主な原因は内分泌系の問題だ。携帯電話を使う時間が長くなるにつれ、携帯電話自身の温度が高まり、ニキビや吹き出物といった皮膚の問題を悪化させる可能性はある。
真相:ニキビや吹き出物の可能性がある。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月28日