「注意しよう!長時間携帯電話を使っていると、醜くなるよ」。こうした微博(ウェイボー)が最近、多くの「スマホ族」の注目を集め、携帯電話依存症「患者」を脅かしている。携帯電話はいつでも私たちの身近にあるが、「最も愛する人に、最も深く傷つけられる」というのは本当なのだろうか。微博での「美貌を衰えさせる携帯電話の罪状」について24日、取材した。金陵晚報が伝えた。
微博では「長時間、頭を下げて携帯電話をいじっていると、頬とアゴの筋肉が垂れ下がり、長期にわたれば二重アゴが形成され、年齢より老けて見える可能性がある」とされている。
東南大学附属中大病院整形美容センターの張珏主治医によると、これはただの主観的な考えで、まだ十分な理論やデータの裏付けはないという。二重アゴの形成は広頚筋の弛緩度と関係があり、頭を低くすることで直接形成されるのではない。しかし頭を下げて携帯電話をいじっていると、人間の首には大きな圧力がかかり、首の筋肉も垂直に存在しているため、垂れ下がりやすいという。
▼罪状1:頭を下げて携帯電話を長い間いじっていると二重アゴになる。
頭を低く下げた姿勢を続けると、首の筋肉が縮まり、表皮細胞の老化が速まり、首のシワが深くなる。
真相:首のシワが発生しやすくなる。
▼罪状2:微博では、頭を下げて携帯電話をいじることの2つの大きな罪状が挙げられている。もう一つが、目尻のシワの形成を早めるというものだ。原因は、携帯電話の画面の文字は小さく、読むのが大変なため、無意識に目を細めやすく、長期間になると眉間や目尻にシワを形成するという。
張珏主治医は、こうした説は初耳と語る。シワも「本物」と「ニセモノ」に分けることができ、もし表情がない時にはシワがなく、表情がある時に目尻や口元、眉間などに出るシワは、「ニセモノ」のシワだという。目尻の「カラスの足跡」は静止型のシワで、その形成は皮膚の老化と関係がある。もし携帯電話を長時間使いすぎてシワの形成が早まるというのなら、おそらく夜更かしして携帯電話をいじったせいで皮膚の状態が低下し、隈などができたせいだという。
真相:シワの多さは夜更かしによるもの。