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上海、CICA首脳会議直前で厳戒態勢

 2014年05月19日17:53
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CICA首脳会議のプレスセンターが18日、対外開放された。

 アジア信頼醸成措置会議(CICA)第4回首脳会議が5月20日と21日、上海で開催される。同会議はAPEC首脳会議、上海協力機構首脳会議に続き、上海で行われる重要な国際会議・国の公式活動だ。上海政府の各部門が同会議の保障業務に携わる。準備作業はほぼ整っており、市内では厳戒態勢が敷かれている。人民日報が伝えた。

▽800人あまりのボランティア

 5月18日午前、CICAの記者会見が上海万博センターで行われた。上海浦東にある同センターは2010年の上海万博ではメディアセンターとして使われたが、今回はCICA首脳会議のメイン会場となる。

 18日より、800人あまりのボランティアがニュース翻訳、後方支援など40あまりのポストに就き、国内外の参加者・記者にサービスを提供する。

 CICA首脳会議および国の公式活動の順調な進行を保障するため、上海市の各安全保障部門は首脳会議で利用する会場・施設にきめ細やかな配置を行い、空港・車両・医療保障などの項目ごとに詳細な安全保障案を制定した。

 上海市内の主な道路の両側にはCICAの旗が掲げられ、街全体の雰囲気を高めている。今年3月より、上海の各機関は首脳会議の会場およびホテル周辺、重点地域の整備を開始し、総合的な環境の整備、緑化・景観整備、景観照明の改造などを完了、さらに、市民から多く意見が寄せられた問題などを処理した。

▽首脳会議期間中の交通規制図を作成

 会議のスムーズな実施と交通渋滞の緩和のため、上海市の政府機関・事業機関(学校含む)・社会団体は5月21日(水)が終日休みとなる。ただし、CICA首脳会議および国の公式活動、都市運営に必要な職種は例外。

 また、5月19日から21日にかけ、上海の一部地域、道路などでは交通規制が実施される。外出する市民への影響を最大限に抑えるため、上海市交通警察は交通誘導措置を講じるほか、交通規制の区間などを詳細に示した地図を作成した。 

 このほか、電力、通信、水道事業などの部門も積極的に取り組みを強化している。上海万博に引き続き、CICA首脳会議の電力保障業務を請け負う国家電網上海公司は、2電源、無停電電源装置、自家電源という最高規格を採用する。電力保障に関わる変電所は100基あまり、送電線の長さは約1200キロにのぼり、地下では電力保障のためのケーブル検査・改造が全面的に行われた。上海電力は周密な電力保障マニュアルを制定、空中、地上、地下の3方向から首脳会議開催中の電力供給を保障する。

 上海警察も20日から全面的に安全保障の「臨戦態勢」に入る。都市全体の安全性を高めるため、上海市は3つの防護ネットワーク(治安パトロールネットワーク、武装パトロールネットワーク、集団予防処置ネットワーク)を構築、市内のパトロール体制を整え、テロ対策を強化している。また、上海万博時の安全保障モデルを参考に、江蘇・浙江の公安機関と協力し、上海を囲む安全保障圏を構築した。(編集SN)

 「人民網日本語版」2014年5月19日


【特集】アジア信頼醸成措置会議(CICA)の第4回首脳会議

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