2014年5月16日  
 

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北京で海外商品の輸入が便利に、2日間で通関が完了

 2014年05月16日08:10
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 北京市は14日、クロスボーダー電子商取引公共情報プラットフォームの稼働を開始した。これにより消費者がECサイトで海外の商品を購入した際に、いつまで待っても届かないという状況が大きく改善される。商品がまだ海を渡っている間に、同プラットフォームはオンラインで通関手続きを完了する。北京市に到着後、2次元コードを使い大量の小包の中からECサイトの商品を見つけ出し、市内の物流に直接送り込むことができる。北京晨報が伝えた。

 北京海関(税関)が、同プラットフォームの機能開発とシステム建設を担当した。同システムにより、EC事業者が代理で海外から購入する貨物に2次元コードが備わり、配送の全過程をコントロールできる。税関の関係者は、「多くの消費者が、粉ミルク、ワイン、高級品などを海外から購入しようとしているが、通関手続きが複雑なため、消費者はいつまでも待たなければならない。1-2カ月かかることも日常茶飯事で、いつになったら手続きが終わるかを確定できない場合もある。2次元コードを使えば、海外から購入した商品を輸送している間に、税関は通関手続きを終えることができる。オンライン通関は、1-2日で完了する。これにより、首都国際空港の速達便センターに到着後、貨物を市内の物流に直接送り込むことができる」と説明した。

 同関係者は、「毎日多くの貨物が速達便センターに届けられるが、EC事業者のものと個人のものを区別できない。2次元コードは貨物の身分を正確に認証し、自動で分別し、EC事業者の貨物を集め、手続きを統一的に行うことで、迅速な通関を実現する。それから輸出についてだが、これまではEC事業者の貨物が見分けられなかったことから、各社は輸出税還付政策を受けづらかった。しかし同プラットフォームを利用することで、この優遇政策を受けられるようになった」と語った。

 同プラットフォームは政策の発表、資格の認定、商品の申請、通関審査、データ共有など、さまざまな公共サービスと通関監督管理機能を持ち、クロスボーダー電子商取引を行う企業および個人の消費者に、記録の保管、認証、領収書情報の交換、オンライン通関申請など、さまざまな電子通関サービスを提供する。また、事前の類別、価格評価、検査、申請・報告などの通関規範化事前サービス、オンライン物流、オンライン決済、税費予想などのビジネス補助サービスを提供する。同プラットフォームは6月31日までに試運転を完了し、7月1日より全市で全面的に事業を展開する。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年5月16日

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