2013年12月26日  
 

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2013年「経済外交」の9大キーワード (3)

 2013年12月26日08:13
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 海外メディアによると、MC9の延長された最後の一日に、中国による調整が「重要な役割」を果たしたという。商務部(商務省)の姚堅報道官もこうした見方を裏書きし、中国は早期妥結に向けて「対話を促し、平和的な道を促し、成功を促す」役割を果たすと述べた。

 ▽キーワード6「自由貿易圏戦略」

 2013年は上海自由貿易区という改革のテストケースが正式にスタートするとともに、中国の対外自由貿易区建設において卓越した成果を上げた年になった。今年4月にはアイスランドが欧州諸国で初めて中国と自由貿易協定を結んだ国になり、中国-アイスランド自由貿易協定が正式に調印された。7月には中国-スイス自由貿易協定が調印され、中国と欧州の大陸国家との間で、また中国と西側の重要経済体との間で調印された初の自由貿易協定となった。ここ数年間に外国との間で締結した自由貿易協定として、最も水準が高く、最も全面的なものでもある。

 このほか中国と周辺諸国との自由貿易圏建設が新たな進展を遂げた。韓国との自由貿易区のモデルをめぐる交渉が終了しただけでなく、地域の全面的経済パートナーシップ(RCEP)の交渉がスタートした。

 ▽キーワード7「ネガティブリスト」

 今年7月に開催された第5回中米戦略・経済対話で、両国高官は「参入前の内国民待遇とネガティブリスト」のモデルを土台にすることで同意し、二国間の投資合意の推進が実質的な交渉の段階に入った。

 こうした動きに対する世論の一般的な見方は、中米の双方向の投資や世界の多国間投資のルール制定を後押しする上でプラスになり、また国内で進められている行政審査・承認制度の改革や投資体制の改革と共振しあうことがより望まれるというものだ。この願いは上海自由貿易区の建設の中で実現しつつある。

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