中国人観光客は現在から、午年の新春の旅行計画を検討している。クリスマスを終えると、遠く離れたニューヨークの街頭の商店は、異なる装いを見せる。昨年同様、彼らは中国の旧暦の新年を迎えるため、忙しくなり出すだろう。中国語を話せる多くの従業員を雇用し、中国語のチラシを印刷し、中国人観光客に備え販促プランを決定する。文匯報が伝えた。
ニューヨークは、中国人観光客が最も憧れる観光・ショッピング目的地の一つかもしれない。しかし一部の伝統的な観光目的地は、見識を広げた中国の旅行愛好家を満足させられなくなっている。
「豪華・高貴」をうたうドバイの商人や、「ホビット族の里」と自称するニュージーランドが、ニューヨーク、パリ、ロンドンに向かう中国人観光客に待ったをかけようとしている。
トラベルズーの旅のエキスパートは、今年は香港・マカオ、韓国、欧米などの伝統的な「ショッピングツアー」の人気目的地の他に、ドバイとニュージーランドが中国人観光客から新たに人気を集める可能性が最も高いと予想した。ドバイは、都市内に散在する豪華ショッピングセンターは、世界で想像できる限りの高級ブランドと最良のサービスを誇ると宣伝している。ニュージーランドは、中国人観光客は高級ショッピングと一流の風景を同時に楽しめると宣伝している。
クリスマスと新年を迎え、「中国人観光客の争奪戦」が海外で始まっている。
◆中国らしい雰囲気で買い物客を招待
ボストンのプランニング・コンサルティング会社のイワン・サントス氏は、「多くの小売店は中国の新年をテーマとし、中国の風情あふれる飾りで売り場に装飾を施している」と指摘した。