セブン-イレブン北京は2012年に、運営委託契約とフランチャイズ契約を開始した。運営委託により一部の直営店をフランチャイズ店にし、経営コストを引き下げたほか、フランチャイズ契約により店舗の低コスト開設を実現した。セブン-イレブン北京は昨年10月に開いたフランチャイズ説明会で、フランチャイズ店の数が全体の約3分の1に達したと発表した。
消息筋は、「セブン-イレブンは昨年、上海と広州で閉店が相次いだ。北京でも、一部の店舗が閉店された」と述べた。しかしセブン-イレブン北京の公式サイトの情報によると、北京では現在も163店が開店中だ。2011年12月の時点では、119店のみだった。これはセブン-イレブン北京が一部を閉店しながらも、2年間で40数店を増設し、急速なペースを維持したことを意味する。
この関係者は、「セブン-イレブンは現在、日本や台湾でフランチャイズを中心としている。しかしコンビニは中国でまだ成熟した発展段階になく、基準を満たすフランチャイズ店の店長が少なく、目先の利益を追うことで管理不足が発生しやすくなっている」と指摘。さらに、「中国系のコンビニと比べ、セブン-イレブン本部は北京フランチャイズ店を厳しく管理しており、フランチャイズ店を管理するシステムが存在する。例えば監督者が定期的に店舗を訪問し、検査と指導を行っている。今回衛生問題が発生したのは、北京の店舗の管理に不備が存在することを意味する」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月13日
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