中国商用飛機有限責任公司と上海塩商集団有限公司は10日に上海で、国産の地域路線用ジェット旅客機「ARJ21」のビジネス機「ARJ21-700」1機の購入意向合意に調印し、塩商公司はARJ21-700のオーナー第1号となった。これによりARJ21-700シリーズは発展への第一歩を踏み出したといえる。「経済日報」が伝えた。
商用飛機公司の賀東風総経理(社長)によると、今回、双方がARJ21ビジネス機の購入意向合意に調印したことは、商用飛機公司と塩商公司に良好な協力の見通しがあることを示し、また新タイプのARJ21が市場に認められたことを示すという。これはARJ21シリーズ発展の第一歩であり、ARJ21-700が今後シリーズとして発展する上での基礎固めになったという。
塩商公司の呉友建董事長(会長)によると、このたびの合意への調印により、国産ビジネス機の発展が加速的に推進され、新タイプのARJ21のシリーズとしての発展が推進されることになる。塩商集団は引き続き国産民間用航空機産業の発展に注目し、これを支援し、中国製ジャンボジェットが蒼天を舞い上がる日が一日も早く訪れるよう力添えをしていくという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月12日