2014年5月9日  
 

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日本:学生の自殺防止のため漫画配布 効果に疑問

中国メディアが見る日本

 2014年05月09日13:34
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<グラフ>人口10万人あたりの自殺者数(ウィキペディア中国語版より)

 読売新聞のニュースサイトの3日の報道によると、後を絶たない自殺やいじめを防ごうと、NPO法人「再チャレンジ東京」(新宿区)が漫画冊子「いじめ・自殺のない国をめざして」を発行した。今後、都内の各小、中学校に贈呈し、漫画を通じて児童生徒らにいじめ根絶や自殺防止を考えてもらいたいという。国際在線が報じた。

 先進国である日本は、物質的に恵まれ、健全な医療体制も整っているにもかかわらず、1998年以降、毎年自殺者数が3万人を超え、先進国の中で自殺率が最も高いという、理解しがたい現実になっている。特にここ10年、いじめを理由に毎年100人以上の在学中の学生が自殺しているというデータには驚かされる。青春真っ盛りの学生が自ら命を絶っている、その背後の原因をよく考えなければならない。

 日本の学生の自殺率の上昇は、「いじめ」と深い関係がある。2006年に福岡県で13歳の少年が自宅の倉庫内で首を吊って自殺した事件では、いじめに耐えられなくなったという遺書が残されていた。学校で起きるいじめは、現在の日本社会では決して珍しいことではない。毎日新聞の報道によると、12年、日本全国の警察が摘発・補導したいじめが原因の事件は260件、同事件の検挙・補導人員は511人にのぼることが明らかになっている。いじめられる学生は挫折感や危機感を感じ、客観的に見ても、その後の人生の歩みに大きなマイナスの影響が及ぶことは明らかだ。

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