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国有企業改革を深化させ、民間企業との同時発展を

 全国人民代表大会(全人代)常務委員会の陳昌智副委員長は21日、中国集団公司促進会が主催した第10回中外多国籍企業国際年次総会に出席した際、次のように述べた。

 国有企業の改革を深化させ、市場化のレベルを引き上げることは、はっきり認識しなければならない問題であり、勇気をもって向き合わなければならない問題だ。国有企業の改革を引き続き深化させ、国有企業と民間企業が同時に発展するよう努力すべきだ。

 グローバル経済は今なお国際金融危機の影から脱していない。この影響により、中国経済の発展情勢も引き続き厳しいものとなっている。現在、経済発展モデルの転換や経済構造の調整が、依然として企業の一番目の選択肢となっている。中国企業にはローエンドの生産能力が過剰で、ハイエンドの生産能力が不足しているという問題が相変わらず目立ち、この難題を解決する唯一の出口は自主イノベーションの取り組みを強化することだ。自主イノベーションに関して、中国の大手企業グループはお手本となり、率先して着実に構造調整を進めるべきだ。

 国有企業の改革を引き続き深化させることの目的は、国有企業を弱体化させ、その発展に制約を加えることにはなく、国有企業がより優れ、より強い企業になる上でプラスをもたらすことにある。また、いわゆる「誰が発展し、誰が後退するか」という問題を解決するためではなく、国有企業と民間企業の同時発展を実現することが狙いなのだ。(編集KS)

 「人民網日本語版」2012年11月22日

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