中央経済工作会議が間もなく開催 注目点を分析 (2)
証券時報の周一・副編集長は「(4日に開かれた中央政治局会議で)中央政府の新指導部が初めて経済カードを見せたわけだが、ここで示された思想は、間もなく開かれる中央経済工作会議の基調にもなる」と分析。新指導部が見せた経済カードについて「新しい言葉を故意に作り出すのではなく、別の表現を探しているという印象を受けた。やはり政策の連続性・安定性の維持を中心とするだろう。ただし言葉以上の成果を挙げる可能性が高く、変化・創意が増加するだろう」と分析した。
中国人民大学の劉元春教授は「来年の経済は、今年第4四半期(10-12月)の経済の持ち直しを持続するだろう。しかし2013年は依然として、活力に満ちるが非常に複雑な一年となり、マクロ経済がさまざまなリスクに直面する。そのため現在は緩和的・積極的なマクロ経済政策方針を大胆に調整する時期ではない」と判断した。
■営業税から増値税への徴収変更 範囲を拡大
中国財政部(財政省)、中国国家税務総局は11月26日に江蘇省南京市で、営業税から増値税への徴収変更試行に関する業務会議を開いた。同会議は、12月1日に天津市、浙江省、湖北省、寧波市が同試行を開始するとした。