2012年12月25日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:58 Dec 25 2012

失われた20年、なお続く円高圧力の不思議 (2)

 強含みの円は今後も続く 日本が「強すぎる円」からの脱却を図るためには、以下のような方策を採るしか道はない。

 第一に、日本企業の労働生産率をさらに向上させることである。

 第二に、日本が産業チェーン上における付加価値をさらに高めることである。産業チェーン上における地位が高まるほど、輸出価格の高騰や下落で悩まされることが少なくなる。

 第三に、日銀が無制限に為替相場に関与することである。日本政府が忌憚なく国内通貨政策の自主性を阻むことができ、同時に他国政府が日本の政策を放任するならば、日本はペッグ制に似た方式によって円相場を一定のレートで維持することができる。

 第四に、諸国が無条件で自国通貨の対日為替レートを引き上げることである。 

 第一の条件として提示した日本の労働生産率は、他の先進国と比較して大差ない。短期間で向上させる余地は少ない。

[1] [2] [3]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古