1990年代には、ぜいたく品が大陸部市場に入る際に代理販売業者を経由するのが一般的な方法だった。中国政府は海外の小売業者に大陸部企業と協力して店舗を開設するよう求めてきたが、この制限は2005年に取り払われた。初期には大陸部の代理販売業者や提携販売業者がそれぞれの販売ネットワークやビジネス上のつながりを利用して、多くのブランドが中国でしっかりとした基礎固めを行うよう支援していた。その後市場が拡大するのにともない、こうしたモデルの弊害が徐々に見えるようになった、。提携販売業者は同時に複数のブランドの代理業務を請け負うのが一般的で、営業販売の拡大、広告、従業員の訓練育成などへの投資を拡大しようとはしなかった。主な目標は利益を最大化することにあり、ブランドの文化を広めようとはしなかった。代理販売業者の中には家賃の安い地方に店舗を開設したり、店内にできるだけ多くの商品を並べたりして、各ブランドのやり方にそぐわない者も出てきた。だが代理販売業者と提携販売業者がぜいたく品の世界で消滅することはない。ぜいたく品ブランドにとって、これらの業者はなお小都市で急速に浸透する場合の有効なルートだからだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月9日
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