海外銀行「所得増加が中国の経済発展を後押し」

　タイのカシコン銀行は21日に発表した報告書の中で、中国政府は今後、都市化と所得分配をめぐる改革を一層重視するようになり、給与所得の伸びが消費の伸びとサービス市場の伸びを牽引し、中国経済の持続可能な発展にとってプラスになるとの見方を示した。

　スイスのクレディ・スイス銀行が21日に明らかにしたデータからも次のようなことがわかる。ここ数年はアジアの新興経済体の賃金増加率が高い水準を維持しており、中でも中国の名目賃金増加率は最も高く、06年は14.6％となり、12年は18％に達したとみられ、13年は18.7％、14年は19％に達することが予想される。中国の所得増加が中国市場のさらなる活性化を促すとともに経済のモデル転換を後押ししているという。（編集KS）

　「人民網日本語版」2013年1月22日

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