2012年、「経済成長率の減速にいかに対応するか」が昨年に引き続き「主旋律」となった。理想的とは言えない経済データは我々に痛みをもたらしたが、古い方式からの脱却に向けた決意を後押しした。今は苦しい時期かもしれないが、いずれにせよ我々はすでにその道を歩んでおり、世界とともに経済成長の新たな原動力を模索しようとしている。北晨網が伝えた。
2012年のマクロ経済データが最終確定されれば、中国は1999年以来最低の成長率を記録することになるだろう。
専門家は今月開催された経済工作会議の中で、過去18年間の景気基調に用いられていた「速」の字が、初めて取り除かれたことに着目した。そのためか、我々はより率直な態度で、苦境とチャンスに直面できるようになった。
中国の海外貿易成長率は、珍しくGDP成長率を下回る見通しだ。今後10年間に渡り、経済成長率に対する輸出の貢献度が1ポイント以上増加することはないだろう。
我々はこのような変化から、何を得られるのだろうか。ブラジルのカチア・アブレウ上院議員は、すでに答えを見つけたようだ。「内需に対する依存度を高める必要がある。これはブラジルの農産物の輸出にとって、大きなチャンスを生むだろう」アブレウ上院議員は先ほど、北京でブラジル全国農畜産業連盟中国事務所を設立した。「中国人は新たな情勢に適応することができる」。
[1] [2] [3]