北米自動車市場が回復 日本車の販売が2500万台突破か (2)
現時点で2013年の計画を発表しているトヨタ、ホンダ、スバル、ダイハツは、販売目標を5%増以上に設定しており、その販売台数は計1509万台に達する。業界関係者は、未発表の日産、マツダ、三菱、スズキの販売目標も、前年の水準を下回らないと予想している。最終的に上述した8社の販売台数は計2506万台に達し、少なくとも3.8%の増加率に達する見通しだ。
海外メディアがこのほど伝えた情報によると、日本自動車メーカーの前年度の全体的な利益が64%増となった。中国で数カ月間苦戦していたトヨタも、北米・東南アジア市場の好調により、全体的な利益の大幅増を実現した。トヨタの伊地知隆彦専務取締役は、「環境の変化は激しいが、マーケティングの努力とコスト削減などの措置により、利益増加の流れを維持した」と語った。
某調査会社は、日本車の2013年の米国市場における販売台数が580万台に達し、2008年の経済危機前の595万台の水準に近づくと予想した。これにより日本車の世界全体の販売台数に占める米国市場の比率が、過去5年間で最高の23%に上昇すると見られる。
その他の調査会社によると、米国の2013年の新車需要は1500万台を上回る見通しだ。低燃費・低価格などの強みにより、日本車の市場シェアは2012年の37%から38.5%に上昇する。
先ほど閉幕したデトロイト・モーターショーでは、人気車種の小型化のすう勢が見られた。日産、ホンダ、トヨタなどの各社は2012年末、メキシコ工場の小型車の生産能力を拡大した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年2月21日