HSBC中国5月製造業PMI 速報値は49.6
HSBCが23日発表した中国5月製造業PMI(購買担当者指数)の速報値は、海外経済の回復の逆風と内需疲弊による影響を受け、50を下回った。HSBCによると、中国5月製造業PMIの速報値は7カ月ぶり低水準の49.6になった。新規受注指数も50を割り込み49.5となり、昨年9月以来で最も低い水準になった。京華時報が伝えた。
HSBC中国製造業PMIの速報値は毎月1回発表され、最終データの発表より約1週間早く、毎月のPMI調査のサンプル全体の85−90%に基づいている。
雇用サブ指数と新規輸出受注指数は5月に、2カ月連続で50を下回った。産出指数は3カ月以来の低水準となり、産出価格指数は5カ月連続で低下した。これは中国製造業全体の活動の低迷を示すものだ。
同データの公開後、市場で活発に議論が交わされ、金融市場もこれに迅速に反応した。同データの発表後、上海総合株価指数は0.6%安となり、香港ハンセン指数も低下した。中国経済データに敏感な豪ドルの対米ドル相場は約40ポイント下落し、2012年6月以来で最も低い1豪ドル=0.9626ドルとなった。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月24日