2013年12月26日  
 

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長寿中国一は広西チワン族自治区 秘密は恵まれた自然

 2013年12月26日14:57
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 中国老年学学会は24日、広西チワン族自治区の鳳山県に、「中国長寿の郷」の称号を授与した。今月13日には、同自治区の陽朔県が同称号を授与され、同称号を受けた同自治区の地域はこれで14カ所と、中国全土でトップになった。

 中国老年学学会は今年7月、同称号の評定基準に関して、経済や社会、文化、自然環境などの指標を参考にするほか、100歳以上の高齢者が総人口に占める割合を10万人に7人から10万人に10人に引き上げるとした。以前よりも高い基準の下で、鳳山県と陽朔県は同称号を授与されたのだ。これまで、同自治区の巴馬瑶族自治県、永福県、東興市、昭平県、岑溪市、金秀瑶族自治県、上林県、凌雲県、容県、扶綏県、東蘭県、蒙山県が同称号を授与されていた。

 2012年12月31日の時点で、鳳山県には100歳以上の高齢者が69人おり、総人口に占める割合は、10万人に33.03人となった。一方、陽朔県には100歳以上の高齢者が43人おり、総人口31万7600人に占める割合は、10万人に13.53人となっている。

 現在、中国でも高齢化が進み、健康や長寿が話題になり、同自治区の長寿の秘密に注目が集まっている。例えば巴馬瑶族自治県には毎年、冬になると中国北方地方に住む多くの高齢者が避寒にやって来る。

 同自治区は、山や水などの自然に恵まれ、素朴な民間の風習や健康的な食習慣などが長寿の源とされている。中国老年学学会の趙宝華・常務副会長は、「長寿は1つの要素だけに左右されるものではなく、遺伝や生態環境、ライフスタイルなどさまざまな要素の影響を受ける。とりわけ恵まれた生態環境や科学的かつ合理的なライフスタイル、素朴な民間の風習などが同自治区の長寿の源で、現地の経済発展や社会保障体系も高齢者が健康で、長生きできる環境を作っている」と分析している。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年12月26日

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