中国商務部(省)が6日に発表した情報によると、今年の春節(旧正月)の連休中、全国の消費市場が活況を呈し、売上高が安定的かつ比較的高い増加率を維持した。大衆化消費、文化・レジャー消費、情報消費が連休中の消費の注目点になった。中国商務部のモニタリングによると、1月31日から2月6日までの連休中に、全国の小売業・飲食業は6107億元の売上高を記録し、昨年の春節より13.3%増となった。人民日報が伝えた。
割安で包装がシンプルな年越し用品の売れ行きが好調で、安徽省、広西チワン族自治区、湖北省の各大型スーパーの伝統的な年越し用品の売上高が、前年同期比で20%以上の増加を見せた。高級贈答品の販売は大幅に減少し、福州市の各スーパーでは高級酒の販売量が約70%減となった。洛陽市の一部小売企業の高級タバコ・酒類の販売量は、前年同期比で4割弱減少した。
飲食業は大衆的なレストランが人気を集め、高級レストランが低迷した。安徽省、遼寧省、広西チワン族自治区、湖北省、湖南省の大衆型飲食業の売上高は、前年同期比で約20%増となり、高級飲食業の売上高が大幅に減少した。黒竜江省の重点的なモニタリングの対象となった高級レストランの売上高は、20%以上の減少を見せた。一部の中・高級レストランは経営方式を調整し、大衆消費のニーズに迎合している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月7日