武漢の街角の最も「すごい」トイレ
外には電子掲示板があり、使用時には音楽が流れ、太陽光発電で電気を供給し、雨水を集めて利用する。こんな公共トイレが7日、武漢市の三陽路中山大道に登場した(写真)。
同トイレは7人が使用可能で、個室4つ、男性用の小便器が2つ、障がい者向け個室が1つある。各個室のドアの上にはLEDパネルが設置され、「使用中」「無人」と表示される。
個室の中は約2平方メートルのスペースに便器、換気扇、洗面台、鏡などが揃っている。便器の側には手すりと緊急呼び出しボタンが設置され、ボタンを押すと外の警報機が鳴り出す仕組みだ。
中に入って鍵をかけると「こんにちは。いらっしゃいませ。」という音声案内と同時に、美しい琴の音楽が流れ始める。個室から出るときには「お忘れ物がないようご注意ください」と案内してくれる。管理人の呉文光さんによると、このトイレは大変な人気で、無料開放試行の3日間、1日15時間あたりの利用者数は延べ2000人を超えたという。「荊楚網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年11月9日