古代のシルク、精巧で美しい陶磁器……北京の首都博物館で24日、収蔵品240点あまりを通じ、中国古代に繁栄した「海上シルクロード」を再現し、紹介する展示会が開幕した。
展示品はさらに、全国9省(自治区・直轄市)の博物館51館から提供された香料、金銀器、陶磁器、古銭、古代装飾品などもふくまれる。「海上シルクロード」は秦・漢時代を起源とし、隋・唐時代に発展、東アジア、東南アジア、南アジア、西アジア、そしてアフリカ東部にまで伸び、ふたつの大洋を越え欧州に至った。
シルクが最初に運ばれて、古代ローマ帝国を風靡したことから「シルクロード」と称される所以だ。シルクのほか、香料、陶磁器、茶葉なども海上輸送された。会期は6月22日まで。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年4月29日