気温の低下に伴い、黄河・壺口瀑布の両岸には長さと形の異なる氷の堰とつららの景観が形成され、多くの観光客と撮影愛好家を引き付けている。壺口瀑布の風景区では、滝から水しぶきが飛び散り、両岸の岩と手すりに美しくも壮観な氷の堰を作っている。その形はさまざまで、透明で輝きを放っている。つららと激しく流れる滝は、静と動、氷と水が融合し、壺口瀑布の独特な冬の景観を形成している。滝の下に位置する「十里竜槽」も、流れ落ちる氷により氷結し、白の「長竜」になった。氷は最も厚い部分で10メートル余りに達し、晋陕峡谷の間に横たわっている。壺口瀑布全体が、氷で彫刻されたおとぎ話の世界に変わり、あまりの美しさに感嘆の声をあげずにはいられない。
同風景区のスタッフによると、現地は連日マイナス15度に達しており、この景観がまだしばらく続くことになるという。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月3日