超大型の太陽嵐が発生? NASAの説に中国専門家が疑問 (2)
(3)メディアが大げさに書き立てているため。
太陽嵐による停電や通信障害などの影響について、薛氏は「停電を引き起こすほどの太陽嵐ならば発生前に予測できる。太陽嵐が地球に到達するまでに少なくとも1日あるため、十分な準備が可能だ。大規模な停電事故は予防できるので、心配する必要は無い。大規模な太陽嵐は黒点群から発生する。この黒点群は太陽表面において非常に目立つため、専門的な望遠鏡なら普通の人にも観測できるほどだ。予報台は観察と分析を通じて、黒点の未来の爆発状況を予測することが可能だ」とした。
薛氏はまた、「英国は高緯度に位置し、太陽嵐が地球に到達した後、地磁気の変化が激しく、送電網に大きな反応がある。中国は緯度が低いため、地磁気の変化は英国よりも少なく、通信への影響もそれほど大きくない」とした。人民網が伝えた。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月22日