12月-1月、中国移動の3G対応端末ユーザーが激増
昨年末以降、中国移動(チャイナモバイル)の3G対応端末ユーザーの増加率が高位を維持している。中国移動が21日発表したデータによると、3Gユーザーの新規増加件数は昨年12月に549万9千件に達し、今年1月にはさらに多い705万1千件に達した。京華時報が伝えた。
データによると過去1年間、中国移動の3Gユーザー増加件数は1カ月あたり200-300万件を維持してきた。しかし昨年12月には549万9千件と大幅増加を実現、一方で2Gユーザーは247万件減少した。今年1月、3Gユーザーの増加は705万件に達し、2Gユーザーは267万件減少した。この2カ月間で、2Gユーザーの3Gへの大規模な移行が発生したことが伺える。
しかしアナリストは「中国移動の3Gユーザー統計は、中国の3G規格・TD-SCDMA対応端末の使用者を対象としている。端末への大規模な補助金政策により、短期的に2G携帯ユーザーが3G携帯に移行した。しかし注意すべきは、『3G対応』の携帯電話ユーザーは増えたかもしれないが、全てのユーザーが3Gサービスを実際に利用しているとは限らない点だ。これではユーザー件数が増加しても全く意味がない。3G業務の発展を研究するには、ARPU値(通信キャリアの1契約あたりの売上)の増加率を見なければならない。しかし中国移動はこのデータを発表していない」と指摘する。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月22日