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中国地震局、自動速報サービスを提供開始

 中国地震局は4月1日より自動地震速報サービスの提供を開始する。中国地震台ネットワークは携帯電話・ウェブサイト・ミニブログ・モバイルクライアントなどのルートを通じ、全社会に向けて自動地震速報情報をリアルタイムで送信する。新華社が伝えた。

 中国地震局の関係者は、「中国の地震速報は長期間に渡り、人の手により処理されていた。自動地震速報は、コンピュータにより地震台ネットワークのリアルタイムモニタリングデータを自動処理し、震源地・震度の特定をスムーズに行う。自動地震速報は、処理から発表までコンピュータが自動で行い、伝統的な手動配信と比べ速度面で優勢を占める。中国国内の地震であれば、通常ならば2分以内で震源地を特定できるが、手動配信ならば約10分が必要となる」と説明した。

 自動地震速報はコンピュータのシステムにより自動生成されるため、その測定結果は手動配信との間に誤差を生じやすい。そのため地震情報の発表は、伝統的な1度限りの発表とは異なり、「自動+正式発表」という2回の発表方式をとる。地震発生後、初めに自動速報の結果を発表し、政府・社会に向けて震源地・震度などの基本情報を伝える。次に手動による速報内容が完成してから、正式な速報を発表し修正を行う。最終的なデータは、正式な速報を基準とする。

 中国地震台ネットワークは、中国国内の中部・東部のマグニチュード3以上の地震、西部(内蒙古(内モンゴル)、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、青海省、西蔵(チベット)自治区)および台湾のマグニチュード4以上の地震、海外のマグニチュード6以上の地震のほとんどに対して、信頼性の高い自動速報結果を提供できる。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年4月1日

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