上交会:18の知的財産権プロジェクトが契約
5月11日、4日間にわたって開催された第1回中国(上海)国際技術輸出入交易会(略称:上交会)が閉幕した。31カ国・地域の企業約1000社が出展し、来場者・参加者はのべ3万853人に上り、来場者のうち業界関係者が91.7%を占めた。人民日報が伝えた。
開催期間中、中国技術輸出入交易プラットフォームでは460件のプロジェクトが発表され、技術貿易マッチングは181件、18プロジェクトの契約が結ばれた。
通常の商品交易会とは違い、このたび上交会で契約が結ばれた18件のプロジェクトはいずれも知的財産権の取引で、法的手続きも完備され、中国の知的財産権保護分野の新たなイメージを打ち出した。
国家知識産権局の田力普局長は「上交会の目的は、中国初の技術をテーマとした国際的・専門的な国家級展示会を確立することであり、技術取引サービスをめぐる全産業チェーンの確立と知的財産権の保護に力を入れている。今後も上海及び中国の知的財産権保護環境をより一層向上し、国内外の技術貿易取引・協力を推進していく」と語る。
上交会は4大国家級展示会の1つ。京交会はサービス貿易が中心、広交会は貨物貿易が中心、厦洽会は投資貿易が中心であるのに対し、上交会の中心は技術貿易となる。
商務部サービス貿易・商貿サービス業司の李元副巡視員は「技術を展示・取引の中心に据えた展示会は国内外でも初めて」と語る。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年5月13日