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上交会 主役は3Dプリンタなどのハイテク機器

 3Dプリンタ、スマートシティプロジェクト、新エネルギー技術、グリーン生産方式----。現在開催中の第1回中国(上海)国際技術輸出入交易会(略称:上交会)では、31カ国・地域の企業319社が最新技術の数々を出展している。上交会は、技術貿易の促進をテーマとした世界初の総合的、国際的な国家級展示会であり、「技術」が初めて国家級展示会の主役となった。国際金融報が伝えた。

 3Dプリンタは米国ですでに商品化されているが、中国でも近頃3Dプリンタの発展が佳境に入りつつある。今後3年以内に、市場価値100億元以上の3Dプリンタ産業が発展の重要時期を迎える見込みだ。展示会場で9日、3Dプリンタ技術の関係者に取材したところ、ここ数年の3Dプリンタ技術の成長規模は20%?30%前後に達しているという。

 出展企業関係者の多くは、3Dプリンタ産業の将来的な顧客ターゲットは、若い世代消費者であるとの見方を示した。3Dプリンタを利用する場合、消費者は自ら3Dソフトで設計することもでき、メーカーに任せることもできる。

 上海のオーダーメイドギフト企業・上海有呦商貿有限公司の陳鈺梅副総経理は、「当社は今、将来的な3Dの発展方向を見据え、オーダーメイドギフト市場で幸先の良いスタートを切り、モデルチェンジを実現する計画だ」と語る。

 中国の技術導入はすでに、従来型のプラント・主要設備・生産ラインの導入から、技術ライセンス、技術コンサルティング、技術サービスの導入を主とする方式に転換しつつある。さらに中国の対外投資とプロジェクト請負の発展に伴い、経済的で実用的な一部技術は海外進出を果たしている。今回の展示会では、新型のプログラマブル電子システム(組み込みシステム)が注目を集めた。同技術は電力、工業、交通などの分野で幅広く応用できる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年5月10日

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