中国とブラジルの衛星、ロケット故障で打ち上げ失敗
中国とブラジルが共同開発した衛星「資源一号03」が9日11時26分、太原衛星発射センターから「長征4号乙」ロケットにより打ち上げられたが、飛行中にロケットが故障し、衛星を予定の軌道に送り込むことができなかった。両国は専門家を集め故障原因の分析を進めている。両国は、今後の協力に期待していると表明した。新華社が伝えた。
あるロケット研究専門家は、「中国人はいつも打ち上げ成功を目にしており、失敗を突然耳にすれば受け入れがたいだろう。しかし宇宙への打ち上げ全体の角度から見ると、これは正常なことだ」と指摘した。
NASAのウェブページ「Space Flight」は9日、「中国の軌道に向けた打ち上げはこれが200回目で、これまで187回の打ち上げに成功している」と強調した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月10日