南方航空の便が故障で緊急着陸　機長が賞賛される

中国南方航空CZ3739便の機長。

中国南方航空のCZ3739便が10日、珠海から北京へ向う途中でエンジンが故障したが、機長の「私は厳しい訓練を経てきており、状況をしっかりコントロールする能力、皆を安全に地上に届ける能力がある」という言葉で200人以上の乗客を絶望の中で落ち着かせることに成功した。最終的には同便は広州白雲空港に緊急着陸し、死傷者はなかった。この機長は12日、皆から賞賛と拍手で迎えられ、インターネット利用者からは「中国で最も美しい機長」と賞賛された。 人民網が伝えた。

あるネット利用者は先ごろ公開した微博（ウェイボー）で、CZ3739便の乗客の一人だったと明らかにした。「機長は本当に素晴らしかった。最後の10分の降下はまさに死を待つのに等しかったが、クルーは私たちを励まし、私たちは自分を励ました」と語った。当該の微博にはCZ3739便機長の2枚の写真も添付された。「プラスのエネルギー」が瞬く間に伝えられ、わずか数時間で転載とコメントは数十万件に達した。（編集YH）

「人民網日本語版」2014年11月13日