習近平国家主席は先月30日、北京の人民大会堂でフランスのマニュエル・ヴァルス首相と会談した。人民日報が伝えた。
習主席は、「中国とフランスの関係の戦略性が絶えず強まっており、ここには新しい時代の空気が映し出されており、中仏関係が中国と西側諸国との関係の中で示す模範的作用や影響力が高まった。私たちはより高度な政治的英知とより強固な政治的意欲をもって、中仏関係の安定的発展を推進するとともにより大きな成果を獲得していきたい」と述べた。
習主席は、「両国は戦略的な政策決定と政治的なリーダーシップの役割を強化して、相手国の核心的な利益と重大な関心事を常に尊重し、両国関係の発展という大きな方向性がぶれないようにしなければならない」と強調した。
また習主席は、「今年は中国と欧州との国交40周年にあたり、中欧関係の発展は重要なチャンスを迎えている。フランスが中欧の投資協定の交渉、中欧自由貿易の実行可能性の研究の展開、ビジネスビザ取得者の往来の利便性向上に向けた合意などの面で引き続き建設的な役割を発揮し、中欧関係の継続的で前向きな発展をともに推進することを願う」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年2月1日