2015年6月3日  
 

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ファミマ北京戦略は「焦らず」1カ月の開店数は1店舗以下

人民網日本語版 2015年06月03日10:20

外資系コンビニエンスストアの中で北京進出が最も遅かったファミリーマート(ファミマ)は、計画が現実の変化に追いつけずにいる。首都空港と北京南駅で店舗を開設したのに続き、北京の市街地でも市場を開拓しようとしたが、市街地初の店舗は開店から3カ月足らずで調整と称して店が閉められており、今のところ再開の兆しはみえない。ファミマ中国本部の朱宏濤部長は先月行われた2015年中国コンビニエンスストア年次総会で取材に答える中で、「ファミマは北京市場については焦っていない」と述べた。昨年の北京進出時には「今後5年で北京に100店舗を開設する」としていたが、現在の開店ペースは1カ月あたり1店舗にも満たない。「北京商報」が伝えた。

▽北京市街地初店舗が挫折

ファミマは昨年、北京市場への進出を発表し、9月に北京首都国際空港第3ターミナルビルで初店舗となる2店舗が同時に営業をスタートした。これにより北京はファミマが04年に中国に進出して以来、9番目に店舗を開設した都市になった。この2店舗の後、東直門ターミナル駅店、北京南駅の1階と地下1階のそれぞれ1店舗が相次いで営業をスタートし、これまでに北京で開設した店舗は6店舗ほどになった。

北京市街地初の店舗として、北辰福第Ⅴセンター店舗が今年3月に営業をスタートしたが、5月下旬には改装のためということで閉店した。ファミマ中国本社の上海福万家便利有限公司の社長補佐は、「同店舗が閉店したのは人手不足のためで、営業再開の日時はまだしばらく確定しない」と話す。

▽北京での開店ペースは「焦らず」

「焦らない」、これがファミマの北京市場における開店ペースの基調だ。朱部長はコンビニ年次総会で、「コンビニエンスストアの経営の核心は『本業』にある。つまり商品と運営だ」と述べ、ファミマの北京での事業については、「北京には今は6店舗ほどしかないが、北京市場については焦っていない」とした。


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