2015年7月6日  
 

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酷暑の季節、苦い食べ物で夏バテ防止

【中日対訳】 

人民網日本語版 2015年07月06日08:22

夏は消化機能が低下するため、油の少ないあっさりした、消化しやすい食べ物が適している。頻繁に水分、塩分、ビタミンを補給することに注意が必要だ。スイカや緑豆スープなどがお薦めだが、冷たいものの食べ過ぎは胃腸病の原因になりやすい。人民日報が伝えた。

夏に最も適した調味料は、酢だ。酢は胃酸の濃度を高め、消化吸収を助け食欲を促進する。また高い殺菌効果を持ち、腸チフスや赤痢などの伝染病を予防してくれる。酢は疲労を和らげ、精力を維持してくれる。

最も適した野菜は、苦味のある野菜だ。中医学によると、夏は気温と湿度が高く、腎臓、脾臓、胃の調子が悪くなるため、不快になりやすい。苦い食べ物は口の渇きなどを解消し、脾臓を強くし湿気を取り払い、体のバランスを整える。現代科学によると、苦味のある野菜には、熱を取り払い、ストレスを解消し、集中力を高め胃を養ってくれるアルカロイド、アミノ酸、ビタミン、アルカリ物質が豊富に含まれる。ニガウリ、苦菜、クキチシャ、セリ、タンポポ、蓮の実、ユリなどは、夏に適した食材だ。

最も適した肉は、アヒル肉だ。アヒルは水禽で、中医学の治療の原則によると、体内に熱を持ち「上火」しやすい人に適している(低熱、虚弱、少食、便が乾燥、水ぶくれなど)。アヒルと昆布を煮て食べると、血管を柔らかくし血圧を下げることができる。また動脈硬化、高血圧、心臓病などを防止できる。

最も適した飲み物は、温かいお茶だ。夏にぴったりの飲み物は冷えたものではなく、普通の温かいお茶で十分だ。温かいお茶は喉の渇きと疲れを癒やす。温かいお茶の温度を下げる力は、冷えた飲み物を大きく上回り、夏バテ防止の優れた飲み物だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年7月6日

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