MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス感染が拡大している韓国では、休校にする学校が1164校に増加した。中国新聞網が韓国メディアの報道を引用して報じた。
韓国観光公社の統計によると、MERSの影響で、韓国旅行をキャンセルした外国人観光客の数は7000人に達した。
また、同公社は、海外の31支社で実施した調査の結果を4日発表し、中国大陸部や香港、台湾などで、韓国旅行を予定していた約4400人が、予定をキャンセルしたことを明らかにした。日本や東南アジア諸国では、約100人が韓国旅行をキャンセルした。
5月20日に韓国で初めてMERS感染者が確認されて以降、2次感染者も合わせて計35人の感染が確認されている。また、隔離対象者も1300人に増加している。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月5日