2.残り物の料理を食べているとがんになる?
噂:江蘇省揚州市に住む戴さん(56)は昨年、胃がんと診断された。これに続いて今年、戴さんの母(80)と妻(57)も、相次いで大腸がん、胃がんと診断された。医師は、3人の病因が、残り物の料理やかびた食品を長期的に食べていたことと関係があるとの見方を示した。
真相:北京大学腫瘍病院の消化管腫瘍専門家・張暁東氏は、「胃がんや大腸がんと残り物の料理の間には直接的な関係はない。医師の角度から見て、70歳以上の人ががんを患うのは「自然」なことであり、人の老化に伴う必然的な疾患リスク、自然の法則だ。50代の夫婦ががんを患ったのには、遺伝など様々な要素が考えられる」との見方を示す。