10月1日からの国慶節(建国記念日)長期連休中、90年代生まれの多くの若者は旅行を計画しているが、人気観光スポットに向かう航空券やホテルの料金は数倍に跳ね上がっている。彼らはどこから旅費を工面するのだろうか?最近は旅行でもローンや分割払いが利用できるようになったが、何に注意すべきだろうか?複数のサイトはビッグデータを活用し、連休中の金銭対策を掲載した。西安晩報が伝えた。
◆長期連休で物価高騰
今年の長期連休中は、物価が高騰する。旅行サイト「去哪児網」の統計データによると、国慶節中の国際線の価格は、閑散期と比べ50%以上高騰する。人気の国際線となると、300%以上も高騰する場合がある。国内の人気目的地は上海、北京、深セン、広州、成都などの大都市で、域外の人気目的地の1−3位は香港、バンコク、ソウルの順となっている。東南アジアのクアラルンプール、プーケット島、チェンマイも人気がある。現地の宿泊料金も、何ランクも上がっている。しかし10月3日に出発もしくは帰国すれば、コストパフォーマンスが高くなる。
ある業界関係者は、「中秋節や国慶節は常に観光シーズンだ。合理的に目的地と出発の時期を調整できれば、2−3割引きの特別価格の航空券を入手できる。しかしこれらのチケットは往々にして時間や航路の制限を受ける。ピークを避けられる人は、検討しても良いだろう」と述べた。
◆海外でのショッピング、資金の工面は?
SNSの「人人網」は、90年代生まれの若者を対象とする、長期連休に関する調査を行った。回答者の48.4%は、この連休中に旅行を計画している。旅行は楽しいが、彼らはどこからお金を工面するのだろうか?人人網の調査によると、彼らは自由旅行を好む。一部の若者は両親から旅費をもらい、またお年玉に短期アルバイトで稼いだお金を加える人もいる。さらに先進的なネットユーザーは、ツアー料金の分割払いを選択し、ローンを組んでまで旅行しようとしている。