なぜ愛らしい動物は骨抜きになるほど魅力的なのだろうか?英国の雑誌に掲載された記事によると、大きな頭、くりっとした目、丸みを帯びた体、もふもふとした「質感」は、愛らしさを演出するため不可欠な要素だ。人がこれらの愛らしいモノを目にすると、情動を司る大脳辺縁系が刺激を受け、ドーパミンを分泌する。人は愛に溺れるような感覚に陥り、思わずこの愛らしいモノの面倒を見ようとする。
記事によると、子猫、子犬、子供の愛らしい外観は、進化の必然的な結果だという。生まれたばかりの頃は体が弱く、成年の動物や人から保護される必要がある。愛らしさにより、種の保存を実現できる。動物や子供は成長に伴い、その愛らしい特徴が弱まる。一方、昆虫、爬虫類、魚など生まれた時から自活できる動物は、保護される必要がないため、愛らしい外見をしていない。新華網が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月24日