北京市、天津市、河北省の共同発展を目指した「京津冀協同発展計画綱要」が徹底的に実施されるのにともない、河北省は交通の一体化、輸送のネットワーク化、管理の現代化の水準を絶えず向上させている。
相互連携・相互接続の総合的交通の新しい枠組みの青写真に基づき、河北省は道路ネットワークを「単線中心の放射状ネットワーク」から、「連結点の多い網の目状ネットワーク」に転換する構想をうち出した。全長850キロメートルに及ぶ「北京大外環」高速道路の河北省区間の建設が全力で進められており、来年には全線が開通する見込みだ。太行山周辺の広範囲に集中する特別貧困地域を通過する太行山高速道路がすでに着工している。「軌道上の京津冀」の建設をめぐり、1900キロメートルに及ぶ快速旅客輸送ネットワーク、750キロメートルに及ぶ貨物輸送ネットワークが計画に組み込まれ、京瀋旅客専用線、京張鉄道崇礼支線、京唐鉄道、京津第2都市間鉄道などのプロジェクトが力強くスタートする見込みだ。空港群の建設では、京津冀地域の空港の統一的管理の実現に力を入れ、近く秦皇島北戴河空港の就航・運営をスタートし、承徳空港の建設を完了させる予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月18日