日本の河野洋平元衆院議長は15日に東京で記者会見し、日本政府がユネスコへの拠出金の削減や停止を検討し始めたことについて、報復的行動は全く恥ずかしいことだと述べた。人民日報が伝えた。
日本メディアによると、河野氏は同日外国特派員協会で会見し「南京大虐殺は否認できない事実であり、事実は事実だ」と指摘。「ユネスコは国際的に非常に重要な役割を演じており、その貢献も全世界が認めている。日本政府は現在国内の一部の声のために拠出金の削減や停止を検討している。これはユネスコの活動に大きな影響を与える、全く恥ずかしい行為だ」と述べた。
日本の菅義偉官房長官は13日の記者会見で、中国の申請した「南京大虐殺文書」をユネスコが世界記憶遺産に登録したことについて、拠出金の削減または停止を含む対抗措置を検討し始めたことを明らかにした。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月16日