2015年10月15日  
 

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英国の新高速鉄道、仏・独・日の3カ国が中国と入札競う

人民網日本語版 2015年10月15日08:25

現在の中英関係について、英国のキャメロン首相はかつてこんな風に語っている。「2015年は中英関係の『ゴールデン・イヤー』だ。今後5年間で中英関係の『黄金時代』を築きたい」。第一財経日報が伝えた。

中国外交部(外務省)は13日、英女王エリザベス2世の招きを受け、習近平国家主席が10月19日から23日にかけ、英国を公式訪問することを発表した。

商務部(省)の張驥部長補佐は、「習近平主席の英国訪問では、経済貿易に関する多くの成果が期待されている。これには政府間協定、金融機関・企業間の協力プロジェクトなど、様々な分野が含まれる。中英両国は高速鉄道、原発、金融プロジェクトを突破口とし、双方向の投資協力のさらなる発展を推し進めていく」と語った。

▽高速鉄道プロジェクトが突破口に

過去10年間で、中英両国のハイレベル交流はますます頻繁になり、徐々にメカニズムが構築され、両国関係は近年、急速な発展の軌道に乗った。過去3年間、中国の対英投資の年平均増加率は85%に達し、対英投資額は過去30年間の総和の3倍に達した。

中国からの対英投資を呼び込もうと、英国のオズボーン財務相は訪問先の中国で、総額118億ポンドの新高速鉄道「ハイスピード2(HS2)」第1期工事の建設入札手続きを開始すると宣言した。さらに、総額250億ポンドの新規原子力発電所「ヒンクリーポイントC」の建設についても、中国からの投資とプロジェクト参加に熱烈な歓迎を表明した。

計画では、HS2の第1期工事は2017年に着工する。完成すれば、ロンドンからバーミンガムまでの所要時間はこれまでの1時間21分から49分に短縮される。


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