2015年10月16日  
 

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中国人富豪、世界で大量購入 東京の10年来最高価格の新築物件を購入

人民網日本語版 2015年10月16日08:13

某メディアはこのほど、東京は今や「中国人不動産オーナー」にとって、新たなターゲットになっていると報じた。ある中国人富豪は、巨額を投じ、最近10年間の最高価格を記録した住宅2軒を東京で購入、その拠出額は7千万元(約13億7千万円)を上回った。中国人富裕層や投資家が海外で不動産を買い求める現象は、ここ数年のブームとなっている。広州日報が報じた。

〇中国人不動産オーナーの間で人気が集まる日本の住宅

今年8月、ある中国人富豪が、東京赤坂にある隣接した新築住宅2軒を、総額13億7千万円で購入した。物件2軒の価格はそれぞれ、約6億9千万円と6億8千万円。中国人富豪が支払った13億円という数字は、日本の新築住宅価格としては11年ぶりの最高額となり、東京の新築住宅の2004年来の最高価格となった。実のところ、これは、観光客が今年の春節(中国の旧正月)に日本を訪れて繰り広げた「爆買い」現象の続きといえるだろう。

ほとんどのアジア国家と違い、日本の不動産オーナーは、物件を購入すると同時に、土地の所有権も取得できる。多くの「中国人不動産オーナー」から見ると、東京の不動産価値上昇の期待値はかなり大きい。訪日ビザの発給条件が緩和されたことで、日本を訪れる中国人観光客数は増加し、日本の不動産に対する彼らの興味は高まり続けている。このような状況から、「中国人不動産オーナー」が大挙して日本に押しかけ、日本の不動産を次々と購入する現象が今後も続くと予想される。

1990年代初め以降、日本の住宅価格は下落の一途を辿り、不動産は売れず、多くの日本人が窮地に陥った。今年に入り、一部の裕福な「中国人不動産オーナー」は、巨額を投じて日本のマンションや一戸建て住宅を購入する現象が起こっており、もともとの収益モデルが覆される可能性が高くなった。


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