今年度の東京国際映画祭は国際性を保ちつつ今までのような低調性、顕著な地域性が最も際立っていると言える。日本のインディペンデント映画を紹介する日本映画スプラッシュ部門のほか、今年度から新設された「Japan Now」、「日本映画クラシックス」、この2部門は新旧の日本映画を全世界の観客に公開する。前者には原田真人監督作品を含めた現在の日本を代表する11作品を映画祭独自の視点で選び、世界に発信する。作品は是枝裕和監督の「海街diary」、山田洋次監督の「家族はつらいよ」、安藤サクラ監督の「0.5ミリ」、アニメ映画「バケモノの子」など。日本映画クラシック部門は4Kリマスター版の黒沢明監督の「乱」、市川崑監督の「炎上」など名監督の作品が上映される。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年10月20日