今年9月2日から12日まで開催の第72回ベネチア国際映画祭で、今年5月にカンヌ国際映画祭で監督賞(映画「黒衣の刺客」)を受賞した台湾の巨匠、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)がコンペティション部門の審査員に選ばれた。
審査員にはこのほか、昨年のカンヌで最高賞パルム・ドールを受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督、映画「イーダ」が第87回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したパヴェウ・パヴリコフスキ監督など、計8人の名前が発表されている。
ベネチア映画祭で過去に審査員を務めた華人監督には、陳凱歌(チェン・カイコー)や杜琪峰(ジョニー・トー)、陳可辛(ピーター・チャン)、姜文(チアン・ウェン)らがいる。ちなみに、侯監督は映画「悲情城市」で、1989年にベネチア映画祭の最高賞・金獅子賞を受賞している。(提供/レコードチャイナ・編集/SC)
「人民網日本語版」2015年7月28日